ぶにゃねこメランコリー

被虐の日々、頑張って生きる ぶにゃねこのめらんこりー(憂鬱)

telepathy cat 4 ぶにゃねこの一生「深夜に発狂する!」

その為か、劣等感からクラスで孤立している気分に陥りました。

50万円払って通う授業からも、足が遠のくようになりました。それに、授業のスケジュールさえも理解していないフシがあったのです。

 

ぶにゃねこは、最後の授業だけでもと、民法の授業に参加しましたが、最後にクラスメイトから、嫌味を聞いたことだけが心に残っているのでした。

 

ある日、深夜に発狂して極めて悪化した体調の変化に、車で総合病院へ向かいました。

数時間待たされ、脳神経外科の先生に症状を説明すると「精神科に行って。」と突き放されましたにゃ。こんな塩対応のテンプレがあったとはにゃ

車で別の精神科へ向かいました。初めての精神科です。

症状を仄めかすと、精神科の先生は、鬱病統合失調症の薬を処方しました。

 

家に帰り、その抗精神病薬を飲むと、記憶が消失し、気が付くと居間で布団を敷かれ眠っていました。深い眠りです。いつ、眠りについたのか、全く記憶がない思い出でした。

 

薬は効果的でしたが、アカシジアという、苦しい副作用が出てしまいました。

この副作用は薬を飲んだことがないのに、知っているような気がしたのにゃ。

とにかく、居ても立っても居られない症状に苦しめられ、そのことをクリニックの先生に話すと、薬の変更がなされましたが、副作用への言及はまたもないものでした。

 

太りやすい薬でしたが、年々、脳の緊張が取れていくような効果を実感しました。

ぶにゃねこは2週間で自立支援医療制度のようなものを勧められましたが、しばらくすると、バイトをするようにと、暗に副業を迫っているようでした。

のちのち、このバイトが問題になってXX万円くらい損をするのだがにゃ。

 

多少前後しますが、ぶにゃねこは、大学を下位学部への転部を試みました。転部は認められましたが、やはり、人間関係の問題によって、ぶにゃねこは大学を諦めました。

狂気に駆られましたが、むしろ、手厚い可愛がりに遭ってしまいました。

ぶにゃねこは、退学届けを提出すると、いつでも大学に戻ってきてください、と歓迎されましたが、それは、試験を受けてね、という意味でしたにゃ。

 

ぶにゃねこは、法律を学べば宅建士、行政書士司法書士へとステップアップしていけるのではないかと思い直しました。もはや、そう考えるしか無かったのです。

 

英語の道も志したこともありますが、優秀な友達や立派な先輩は口を揃えてこう言いました。

「英語だけ出来てもなー。」

確かにその通りです。友人は幹部候補としてアメリカに渡り、先輩はドイツ語の資格を持っていました。

 

やはり、ぶにゃねこは法律しかないと思いました。

とはいえ、療養中の身、かつてはあったような気もする集中力が全く発揮できません。

 

とりあえず、司法書士試験の登竜門と言われる、行政書士試験を目指しました。

しかし、一日一時間ちょっとしか勉強が出来ませんにゃ。四時間くらい、勉強ができた時期もあったのですが、薬の副作用が強いのか、まったく身に付きません。

ところで、公務員試験にも一度は挑戦しようと考えたこともあったのですが、膨大な科目数と難易度の前に、重度の鬱病の出る幕はなかったのです。

 

とにかく、行政書士試験を受験することにしました。

分かるようで分からない問題ばかり出ましたが、時間目いっぱいに選択肢を埋めました。

合否通知のハガキには、点数が載っていませんでした。相当なビハインドのある不合格のようです。

 

 

ぶにゃねこは、考えました。

人から、今更、学歴なんて関係ないよ、と慰められることがあります。

ぶにゃねこは、資格試験にはかすりもしませんが、中学生の頃は学歴厨だったのです。

だから、高校も大学も中退の自分は、中卒なのではないかということなのです。

これは相当なコンプレックスでありました。

 

よって、社会人を装って、再度、大学受験を試みました。

ぶにゃねこは、短期間ではありますが、一生懸命勉強し、ある大学に入学することに成功しました。

そこで、民法や刑法、民事訴訟法や語学などを学び、立派な先生たちから、最高学府において成長を果たしたのでした。

しかし、またも、ぶにゃねこには人間関係の問題が付き纏うのでした。

さすがに、この大学を辞める訳にはいかないにゃ!と、頑張って、学生課の相談係さんに話を聞いて頂いている中、重度の鬱病を切り出すと、途端に二人の相談員は顔を見合わせ、話を打ち切りの方向に持っていったのでした。

それでもぶにゃねこは、相談をしたことにより、心が軽くなったのでした。

 

その時は心が晴れた気がしたぶにゃねこも、現実と向き合わなければなりません。

ぶにゃねこはインターネットを駆使して、痴漢撃退用防犯器具を購入しました。2万円近い、かなりの高性能です。

 

ゼミに入ることもなく、それなりの単位かと思われましたが、それなりに頑張って三年生までは勉学に励みました。竜頭蛇尾という説もあるにゃ。

 

 

無事に卒業に漕ぎ着けましたが、ぶにゃねこには、これから命に関わる災難が待ち受けているのでした。

 

piyonekowild.hatenablog.com