しかし、ぶにゃねこが通うことになった、大学は、実家から片道数時間の所にあったのでした。自転車・電車・電車・バスといった具合。
これは早起きしないと、間に合わんかも分からんね(*`ΦwΦ′*三*ΦwΦ′*)
往復でシんでしまう。生き残れるやつはおるんか?
その上、ぶにゃねこは重度の鬱病が治っていないというか、そのままなのでした。
大学が始まりました。
ぶにゃねこは失敗してしまいました。
最初の英語の授業でいきなりやらかしてしまいました。
その内容とは、英語で自己紹介せよ、というものでしたが、ぶにゃねこは頭が真っ白になり、泣いてしまいました。
気持ちワリィ、という人物が発生しました。素行の悪い学生さんでしたにゃ。
クラスの席の最後尾の隅に座り、ぶにゃねこ気持ちワリィ、と、有ること無いこと言いふらしたようです。
ぶにゃねこはそれを聞き、変な汗が出ました。
4月なのに、額から汗が、レジュメに垂れ落ちましたにゃ・・・。
ある授業で、ぶにゃねこが席に座っていると、突然、背中に強い衝撃が走りました。
何が起きたのか、意味が解りませんでした。どうやら背中を殴られたようです。
ぶにゃねこは重度の鬱病もあり、どうして良いか、判断が付きません。
ぶにゃねこにも友達が出来そうになりましたが、皆、離れていきました。
友人であったはずの二人の謎態度に、殴ってやろうかと思いましたが、ぶにゃねこは絶望の方が勝ってしまいましたにゃ。
ぶにゃねこは怒りました。ナイフを買いました。占めて、一万二千円です。
ぶにゃねこは怒りましたが、ナイフを使っても良いのかどうか、悩みました。
大学生は授業を多少休んでも、単位を取れる場合があります。
プランを練って、しばらく、大学を休むこととしました。
しかし、さすがに勉強は身に付きませんでした。大学の授業のレベルは低いものではなかったのです。
語学のテストだけでも受けることにしました。例の素行の悪い学生がいるクラスです。
テストの終わり際、通路を通るときに小声で「くさい。」
試験終了後、教室に残っていたぶにゃねこに対して、「くっせー!」と図に乗ってはしゃいでいました。
彼の、ぶにゃねこハブり計画は成功を収めたのです。
ぶにゃねこのテストの出来は最低でした。それどころではなかったし、いや、やはり、それどころではなかったのです。
ナイフの柄を使って、あのバカの顔面を打ち抜いてやろうかと思ったのですが、大学を辞めることを決意しました。
ぶにゃねこの脳内は、もうズタズタでした。錆固まった金属のようですにゃ。何も考えられません。
大学を辞めるとすると、どうしたら良いだろう。
大学こそが、人生の一里塚二里塚三里塚であり、ひとつのゴールであったと考えていたぶにゃねこは苦悩しました。
ぶにゃねこは司法試験を考え・・・・・・ませんでした。
しかし、法律系の資格ならば、それなりに見栄えが立つのではないかと考えました。
ぶにゃねこは法律を勉強するために、資格試験の予備校に通うことにしました。
しかし、もう、頭の中がメチャクチャ。集中力もないし、頭が働かないし、完全に病気でした。難しい国家試験に挑戦するなど、土台、無理な話だったのですにゃ・・・。