ぶにゃねこメランコリー

被虐の日々、頑張って生きる ぶにゃねこのめらんこりー(憂鬱)

telepathy cat 7ぶにゃねこのまやかしとテレパシー体験(*`ΦwΦ′*三*ΦwΦ′*)

 

 

ぶにゃねこに起こった体験はそれだけではないのにゃ。

精神科隔離病室において、ぶにゃねこには、テレパシーが備え付けられたのだった。

どのような方法を用いたのかは不明ではあるが、プロトタイプとなるテレパシーが発現した日付としては、記憶として存在している。

 

テレパシーの相手は、署長を名乗ったMという人物。まやかしにより、以前から声は聞こえていた。隔離病室には誰もいない。

全能を感じさせながら、すべての言葉を疑わなければならない。

ロマンチストだが、サイコパスといってよい。常に、にやにやしている空気を感じる。

のちに、「信義則は破るために存在する」と笑い草を語った。

 

今後、3年に渡ってテレパシーの相手方となる、ぶにゃねこの強大な相手方であり、多岐に渡る助言者でもある。

 

署長Mは当時、ぶにゃねこをテレパシーを用いて、自身を狙うヒットマンたちの「まことしやかなまやかし」と共に絶望に陥れた。

ぶにゃねこには、駐車場の入り口に張られたバリケードを突破しようかという、装甲車、高階層まで、数分掛からずツタが伸びる植物による人海戦術、ライフル銃による狙撃者のまやかしがあった。

目の前の数本の大木を利用しての太い枝を敷き詰めての、簡易ヘリポートの作成と、ヘリコプターのプロペラ音が鳴り響いていた。

 

思い返してみると、信じ難いことではあるがにゃ。

 

しかし、そういった「まやかし」により、ぶにゃねこは隔離病室内において、自死を選ぶに至った。これは錯乱と言うよりか、適切な判断と言うべきものであった。

それほどの恐怖感に追い詰められたのだった。

 

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